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「分断朝鮮を考える」 予定目次
はじめに(07.1.23)
1. 民族解放戦争としての「朝鮮戦争」
・ 冷戦の枠組みを越えた朝鮮民族の独立運動として把かむ。(中国革命との類似性)
・ ベトナム民族解放戦争との類似性と相異点
・ 極東における世界帝国主義の反社会主義包囲網に組み込まれた「南朝鮮」
分断朝鮮の固定化(分断国家としての固定化された根拠を戦後世界経済と政治体制の分析を通して行う)
2. 南部朝鮮(大韓民国)における軍事独裁政権の性格
・ 何故、韓国は「ファシズム的」軍事独裁体制になったか。
・ 軍事独裁政権は、南部朝鮮の「民族独立運動」と敵対する体制であった。
・ 軍事独裁体制に対する「民主化闘争」
・ 「韓国軍のベトナム参戦」は、アジアの民族解放戦争に対する国家としての敵対、ベトナム共和国への侵略戦争であった。
3. 日本は分断朝鮮に責任はないのか
(戦後も尚、アジアの民族独立運動に敵対する日本)
・ 朝鮮戦争において、南朝鮮軍事独裁と米軍を支援
・ 60年代日米安保条約と日韓条約の性格と目的(韓国の軍事独裁体制を支え、朝鮮半島の民衆の民族独立と民主化闘争に敵対した日本
・ 日本帝国主義の「歴史の反省」は、「反共包囲体制」によって「免罪」されて来た。
4. 軍事独裁体制の崩壊と民主化体制の勝利
・ キム・デジュンとノ・ムヒョン政権の性格
・ 依然として強力な「保守・守旧派」の存在(国家保安法が何故、廃棄できないのか)
・ 韓国に登場した唯一の労働者の組織政党―民主労働党
・ 韓国の経済と労働運動
・ 南北統一に向けての展望
5. 北部朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)における「社会主義体制」の性格
・ 東欧の“社会主義”と異なるアジアの三つの“社会主義革命”の性格
・ 「社会主義」とは何か。ソ連「崩壊」で苦闘している朝鮮
・ 金日成と朝鮮労働党の目指したもの(中国・ベトナムと共に、アジアの民族解放を「社会主義革命」によってしか実現できないと考えた)
・ 金正日体制と朝鮮社会主義の展望
・ 世界で唯一、冷戦時代のアメリカ帝国主義による反共包囲軍事体制にさらされている国としての北朝鮮
・ 日本共産党の北朝鮮批判に対する反論
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